新卒入社後何とか1年耐え抜いて退社

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新卒入社後何とか1年耐え抜いて退社

 

『基本データ』

 

性別:女性

 

いつぐらいに入社したのか(西暦)+在職期間:2000年に入社し、在職期間は1年と1か月

 

業種・職種:会計事務所、事務員

 

就職状況

 

現在33歳の主婦です。18歳の時(2000年)の春、高校卒業と同時に、とある会計事務所へ事務員として勤めました。在職期間は1年と1か月。

 

仕事内容は会計事務所ですから記帳処理や入力業務、それから男性営業マンのサポート。

 

配属先が総務課ということもあり、受付や電話応対、社内の備品管理等、他の部署に比べて広く浅くといった感じがありました。

 

簿記は得意な方でしたが、同期入社の人の方が得意な人が多かったので、私は営業課よりも総務課でよかった、とほっとしたのを覚えています。

 

入社後に悩んだこと

 

入社後に困ったのは「仕事がわからないこと」。初めての会社勤めで期待も大きかったのですが、とにかく仕事は「自分でとってくる」。

 

今思えば当たり前のことなのかもしれませんが、新卒の子にそれはなかったのでは、とも思います。

 

先輩はとても保守的な人で、大先輩方(女性)の言うことを聞いてればいいから、というタイプ。余計な仕事、つまり私に教えるということは大先輩の指示がない場合は絶対にしませんでした。

 

そして入社してわずかひと月で、その大先輩方にどうやら私は嫌われてしまったらしく、はっきり言えば仕事を干されている状態

 

原因は大先輩方の好きなスポーツ大会に私が出なかったこと。

 

もともとスポーツが苦手なので、足を引っ張りたくないというのもあったのですが、大先輩方にしたら新人のくせに!という気もしたのではないでしょうか。

 

それだけで嫌われたわけではないんだと思いますが、それが引き金になったのは間違いありません。

 

一方で、そういうスポーツ大会などが苦手な上司とは気もあっていたと思うのですが、この上司も大先輩方には頭があがらなかったようです。

 

退職を考えるようになった理由

 

入社して2か月、5月の連休が終わったあたりから、とにかく仕事に行くのがつらかったです。

 

行ってもすることがないし、困っていても助けてくれる人もいません。隣の席の先輩に仕事を聞いても「わらかない」「他の人に聞いて」の一点張り。

 

何か用事を見つけ、手が空いたら上司に「なにか仕事ないですか」と聞きに行くのですが、「今ないなぁ…」と。

 

しまいには他の課まで行って「仕事ないですか?」と聞かなければならないのが、とにかくみじめに思えてたまりませんでした。

 

同期入社の人たちはもうそれぞれの課で、男性営業マンについて自分の仕事を持っているのに、私は受付にいたので電話応対もなかなか慣れず、怒られてばかり。

 

⇒ 新卒で入社後社内ニートになってしまった時の対処法

 

会社を辞める気にならなかった理由

 

ただ、私にはやめられない理由がありました。それは高校からの推薦で入社できたこと。

 

在学中から「入社しても絶対に1年は辞めないように。そうしないと次の後輩たちに求人が来なくなるから」とずっと言われ続けていました。

 

確かに私の無責任な行動で学校や後輩に迷惑をかけるわけにもいかないと思い、つらくてたまらないのに一日も欠勤せずに通ったんです。

 

学校からは「朝は誰よりも早く行って掃除をしなさい。挨拶も明るくはきはきとしなさい」と言われていましたので、誰よりも早く会社へ行き掃除に取り掛かりました。

 

けれどそれも大先輩に「どうせ掃除するならもう少し考えてやればどう?」と言われることもしばしば。

 

私なりによかれと思ってしていることも、思慮が足りなく指摘されてばかり。誰からも感謝されず、何のために仕事をしているのかわかりませんでした。

 

退職に踏み切った理由・決定打

 

毎日が真っ暗で、楽しみもなく、もう気分的にはうつになっていたんだと思います。「1年だけ、1年だけ…」それだけが私の耐える理由でした。

 

もうすぐ1年、と心の中で数えていたお正月、年賀状が届きました。大先輩の一人からです。

 

「不満があっても顔に出すのはやめましょう。みんな気づいてますよ」二人の先輩からそのように書かれました。もう心がズタズタでした。

 

不満はあっても一生懸命頑張ってるつもりなのに。頑張っても実らない。だれも認めてくれない。それに顔に出したつもりなんて一度もない。でもあと数か月。

 

この冬さえがんばって、春になれば1年になる。

 

だから1年経ったときに上司に「辞めさせていただきます」とすぐに退職届を出しました。

 

規定では退職の1か月前に出すことになっていましたので、それで在職が1年と1か月という中途半端なかんじなんです。

 

⇒ 新卒入社1年目で会社を辞めたい・退職したい人へのアドバイス

 

在職中にやったこと

 

退職する理由はずっと考えていました。とにかく仕事にやりがいを求めたい。退職届を出す1か月くらい前から、週末はボランティア活動に参加し、やりたい仕事を探しました。

 

そこで出会ったのが介護。人に接し、人の感謝される仕事。

 

もちろん、ボランティアの立場と仕事の立場は違いますが、ボランティアで行った介護施設でも一生懸命やっていればとても喜んでくれました。

 

それから退職の日になり、そのままボランティアスタッフとして施設へ伺うことに。

 

一生懸命やることだけは、この1年で学ばせていただきました。

 

明るくはきはきと話すこともすっかり板についたのがうれしかったです。そのおかげで、施設からも思いがけず「うちで働かない?」と声をかけていただけることも。

 

とてもありがたいと思ったのですが、その時は「仕事」に対して恐怖があり、断ってしまいました。

 

ボランティアだから優しくしてくれる、喜んでくれるのであって、きっと私は職員としては役に立てない。この1年間で、そう思い込むようにもなっていました。

 

そんな時、別の施設で介護をしている知り合いから「社会へのリハビリと思って、自由な時間でできるホームヘルパーしたら?」と声をかけてもらったんです。

 

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退職した後に考えたこと・実行したこと

 

1日8時間以上を仕事に費やすことが怖かったので、とてもありがたい申し出でしたので引き受けました。

 

それから約6年、国家資格である介護福祉士も独学で取得できたのでよかったです。

 

現在は結婚をし、パートの事務職に戻っています。ですが会計事務所で学んだことも介護職で学んだこともすべてを活かせる職場です。

 

人生には無駄なものは何もないんだとも痛感します。今はパートですが、後輩ができ、教える立場にもなりました。

 

私と同じような考えで新卒で入ってくる子はたくさんいます。でもつらい経験をした私だからこそ教えられることもあると思って、毎日彼らと真剣に向き合っています。



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