このままこの仕事を続けていいのか悩んだ末退職

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このままこの仕事を続けていいのか悩んだ末退職

 

『基本データ』

 

性別:女性

 

入社時期:2003年くらい

 

在職期間:1年6カ月

 

業種:介護業界

 

大学内に貼りだされていた求人を見て、応募しました。

 

面接は緊張したものの、福祉系の大学だったこともあり、就職先の仕事とリンクしておりスムーズに通過。

 

入社後に悩んだこと

 

入社後は、配属先が決まり、ある施設への勤務となり、大学近くの住まいから職場に近いところへ引っ越しました。

 

法人全体の同期が数十人おり、それぞれ配属先は違えど、新卒研修で何度か顔を合わせることがありました。

 

研修は、講義のみならず、グループワークなどもありました。

 

広い視野や深い考えを持った優秀な同期が多く、ついていくことが精一杯で苦労しました。

 

ただ、配属先の施設に戻った際には、厳しくも温かく楽しい先輩方と上手く付き合うことができ、充実した日々でした。

 

上司も尊敬できる人柄でした。

 

しかしながら、一般的に言われるように、介護は体力的にキツイ仕事です。

 

中学・高校と運動部に所属し体力的な不安はなかった私でも、勤務が続いたり、夜勤明けはさすがにクタクタです。

 

それでも利用者さんとのコミュニケーションの際に満面の笑顔が見られたときや「ありがとう」と言ってもらえたときは、とても嬉しく、「天職だ」とさえ思えました。

 

夜勤は、1回で2日分の勤務となり、夜勤明けの次の日は必ず休みというシフトが組まれていたため、朝10:00頃帰宅し、次の日まで休みなので、比較的2連休のようなものが多かったのは確かです。

 

利用者さんの中には、自立度が高く、食事や入浴のときこそフロアに出てきて皆と過しますが、その他自分のことはほとんど自分でできる方もいます。

 

ある日私は、そのような方を見て、外に買い物などに行かせてあげたいなぁと思うようになりました。

 

その施設では時折、企画書を書いて外出行事などは設けられています。

 

そして、新卒だった私が、ある利用者さんを指定して、付き添いながら市営のバスを使って街に出れないか、と提案したところ、多少は検討されたものの却下となりました。

 

理由の主なものとしては、「市営のバスでは段差があるし、転倒する危険性がある」などと言ったところでした。

 

私の企画が不十分だったのか、新卒だから任せられなかったのか、本当のところはよく分かりません。

 

ただ、転倒の危険性でいうなら高齢者でなくても誰にでもあります。

 

転倒した際のリスクが大きすぎると言われればその通りですが、リスクを恐れてしないことは、認知症を発症させる、ないしは進行させるなど、別の更なるリスクに繋がると思うのです。

 

出来ないことが多いとするのではなく、出来ることをどのようなやり方で上手くやるのか、それを考えていかなければならないと思うのです。

 

体力的にキツかったこともありますが、この出来事がきっかけで、私はとても閉鎖的な業界だなぁと思うようになりました。

 

退職を考えるようになった理由

 

外にも出れない、施設の中だけで、毎日毎日ありきたりな日常生活のお手伝いをするだけ。

 

介護自体はとても好きでしたが、自分の仕事としての在り方を考えた際に、もっと外の社会のことをよく知りたいと思うようになりました。

 

転職を考えだしたとき、まずは仲の良かった先輩に相談しました。

 

他業界から転職組みだったその先輩は、福祉系の大学から新卒で入職し、国家資格も持っており、出世コースを約束されたようなものの私に「もったいない」と言いました。

 

介護員を3年くらい経験してから相談員へ、というのが出世コースとされていたのです。

 

「こんなに安定している法人で、毎年ボーナスもしっかりもらえて、休みも多いし。辞めない方がいいよ。」とも言われました。

 

そして上司にも止められました。

 

「新卒で最初に入った会社は一生心に残るものよ。もう少し頑張ろうよ。」と。

 

ただそのとき私の気持ちは8割方、転職をする方向に気持ちが傾いていました。

 

「若いからこそ次(転職先)がある。もしこの先、また介護をしたくなれば、超高齢社会の今、就職先に困ることはないだろう。今じゃなくてもいつでもできる。」そういう思いが、転職の決定打となりました。

 

退職が決まってからのこと

 

退職が決まってからは、少しの間休みたいと思っていたので、特に転職サイトに登録することもなく、ほとんど何も考えていなかったように思います。

 

退職後の数ヶ月間は、いわゆるフリーターとして、短期のアルバイトで生計を立てていました。

 

勤続年数が短かったために、退職金こそなかったものの、ボーナスでの貯金を崩しながらの生活でした。

 

数ヵ月後、転職サイトを通じて転職をしましたが、10年近く勤め、退職し、現在はパートですが、また介護員として働いています。

 

⇒ 後悔しないために使っておきたい転職サイトまとめ

 

新卒時代に、何も分からない状態からきっちり基礎をたたきこまれ、介護技術や施設利用者さんとのコミュニケーション法を身につけられたことは、宝だと思っています。

 

当時の上司が言っていた「最初の会社は一生心に残るもの」。

 

10年以上たった今、本当に実感しています。

 

社会人としての根底の価値観を身につけさせてくれました。

 

転職先では長年務めたことを考えると、当時は退職してよかったと思いましたが、今ではあの法人で介護員として働けたことは私の人生の肥やしになっていると思います。

 

私は幸運にもその法人へ就職ができましたが、新卒だからこそ、慎重に就職先を選ぶことが大切だと思います。



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