体調を崩して数カ月で退職した体験談

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体調を崩して数カ月で退職した体験談

 

『基本データ』

 

性別:女性

 

入社時期:2015年

 

在職期間:約3カ月

 

業種:介護業界

 

入社してからのこと

 

2015年に高校卒業と同時に介護施設に介護職員として入社し、3カ月ほどで退職いたしました。

 

入社式は4月1日。卒業式を終えてすぐの3月から現場で研修を受けることになり、アルバイトという形で出勤していました。

 

入社と同時に正社員雇用に移行し、ほぼ研修と同様の仕事をこなすことになります。

 

研修に入ってから、私はここで必ず2年間働こうと決意していました。資格のためです。

 

介護はもとより給料が仕事の内容と割に合わず安価ですので、まずは資格をとって手当てをつけて増やそうと思っていました。

 

介護福祉士、それから2年の実務経験が必要な社会福祉士。それらを持っていればどこに行っても通用しますし、これから介護が必要な人々が増える中で仕事には困らないと。

 

入社後に悩んだこと

 

とはいえ、この現場で2年は大変です。仕事内容に慣れるまでも大変ですが、何より入所者とのコミュニケーションが難関でした。

 

入所者にとって新人職員な私は部外者同然でしたし、全員が全員、私を好ましく思ってくれるわけではありません。

 

中には私に文句を漏らしてきたり、私を試そうとしてかまをかけてきて、下手な返答をすると翌日にはそれが上司の耳に入っており、私が叱られるということが何度もありました。

 

全員の名前と顔を覚え、食事の際の席が誰なのか、できる限り早く覚えようと努力しました。

 

そうでなければ仕事に支障が出るからです。この人の名前は何だっけ、なんて考える暇なんてありませんでしたから。

 

メモ帳に書いて、顔を見て、他の職員に聞きながら間違えることのないよう慎重になりました。名前を間違えることはとても失礼でした。

 

研修の時にほとんど見ていたのでわかってはいましたが、圧倒的にまず人が足りません。介護の実態として人手不足はよく言われますが、猫の手も借りたいほど人手不足は深刻です。

 

私が所属していたのは身体障害者などが多く入所している部署だったのですが、入所者50名ほどに対して職員はわずかに4名ほど。休日になればたった2人となります。

 

夜勤に関してはたった1人です。万が一何か起こった場合、別の部署の夜勤職員(2人)に助けを求めるという教えを受けましたが、何故こちらだけ1人なのか疑問でなりませんでした。

 

もし、命にかかわることが起きれば、すぐさま応急処置や消防に連絡しなければなりませんし、必ず混乱するはずなのでもう1人は配置するべきではないかと思っていましたが、新人の私がそれらに口出しする権利はないので何も言えませんでした。

 

ただ、職員の間では確かに1人は危ないと話していましたし、長いことこの状態なので慣れるしかないとのことでした。

 

夜勤の日、遅番の方が帰ってからとても怖かったのを覚えています。何か起きたらどうしようとひやひやして夜を明かしていました。

 

それゆえに早朝から始まる入所者の身支度や朝食までの準備を日勤が来るまでたった1人でこなさなければなりません。新人の私には苦痛でした。

 

本来なら遅番の方が毎日の入浴介助をするのですが、早く慣れるようにと私が出勤した日は日勤、遅番問わず毎日入浴介助に入りました。

 

それが終わるまで大体3時間ほど。それらは上司からの善意だということもわかっていましたし、私のことを考えてという話も聞いてましたので努力してこなしました。

 

会社を辞めようと思ったきっかけ

 

ただ、それらの疲労がたたったのか、入社から2カ月ほどで体調を崩すように。元々精神病を抱えながらの仕事でしたので、みるみるうちにそれが悪化しました。

 

翌月にはもはや出勤できない状態まで病状は進行し、親同伴の下、施設長と部署の上司などを交えてお話し、3カ月の休職をするようすすめられました。

 

私としても復職する気でしたし、施設長などもとても理解がある方々でまた職場に戻りたいと思っていたのですが、病気は回復どころかますます悪化する一方で、与えられた3カ月の中では復職する見込みはなく、これ以上は迷惑をかけられないということで仕方がなく退職届を提出しました。

 

退職した後

 

退職後も通院等を繰り返し、長い間、休息していました。何度か仕事を始めようと思うこともありましたが、そのたびにまた悪くなり、ずっと身体を休めています。

 

ハローワークに行って求人募集欄を確認したり、軽作業でも、給料が安価でもまず自分にできることから、と思いましたが、どれもこれも撃沈し、ネットを使って内職を少しずつやっている次第です。

 

退職はある意味、身体を休めるいいきっかけになったのかもしれません。

 

未練はもちろんありますが、あのまま無理に続けていたら……と考えると身の毛がよだちます。人として壊れていたのではないかと。

 

そういった理由がある退職は悪いことではないと思います。壊れてしまっては元も子もありませんし、時と場合によってはそういう選択肢を選ぶことも大切だということを皆様に知ってほしいです。

 

決してそれは逃げではないと私は思っています。まずは自分を大切に。今回の退職で学んだことです。



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