労働条件は良かったものの人間関係で鬱になって退職

スポンサードリンク

労働条件は良かったものの人間関係で鬱になって退職

 

『基本データ』

 

性別:女性

 

いつぐらいに入社したのか(西暦)+在職期間:2013年に入社し、在職期間は2年間

 

業種・職種:中規模病院(看護師)

 

2013年の春に看護学校を卒業後、実家を出て大阪の中規模病院に就職し看護師として2015年春まで2年間働いていました。

 

入職当時は20歳女性、退職時は22歳でした。

 

就職後に悩んだこと

 

回復期リハビリテーション科病棟に配属れており、入職後1年は社会人として働くことが初めてで大変ではありましたが、仕事に対する不満はなく充実していたと思います。

 

急性期病棟だと毎日忙しくて残業するのが当たり前のような所ですが、私が配属した病棟はあまり忙しくなく定時で帰れるような所でした。

 

入職前は3年くらい働いて貯金が貯まったら退職して実家に帰ろうと思っていましたが、あまりにも居心地が良かったので5年以上働いてもいいかもしれないと思ったほど条件は良かったです。

 

しかし1年目の10月に入ったあたりに病棟を担当している医師が変わることになり、新しい医師が配属されました。

 

新しく来た医師は女医で最初はなんの問題もなく接することができていました。しかし配属された医師が徐々に本性を現し始め、さまざまな問題が起こり始めたのです。

 

ひとつには本来、病状が安定している患者さんが入院するべき病棟なのにいつ亡くなってもおかしくないような患者さんを複数入院させました。

 

もともと手のかからない病棟でスタッフの配置も少ないのに、そのような患者さんを入院させることで仕事量が莫大に増え、今までのスタッフ配置では仕事が回らない、休憩もままならない状況が増えたのです。

 

二つめには、医師からのパワーハラスメントです。医師の機嫌を損ねれば、話を掛けても無視、もしくは「私はあなたに用は無いんだけど」と平気で言います。

 

スタッフがミスをすればいかなる理由があろうとも、スタッフが沢山いる中でどなり散らすことも多々あり、やめたスタッフも多くいました。

 

「私はあなたたちが仕事しているとは思えない。単なる遊びよ」と私の上司にも怒鳴る始末で、看護師にはどうしようもできない状況でした。

 

病院側は医師不足なので医師をやめさせると困るため強くは言えず、結局医師の態度が大きくなるばかりでした。

 

一番困っていたのは医師の態度だったので上司に伝えましたが、上司もお手上げ状態。

 

「たぶん医師の方も教育と思って接しているんだと思う」と上司の言葉がありましたので、1年は自分の未熟な知識や技術をあげようと必死でした。

 

せっかくの休日も仕事のことばかりを考えるようになり、心の安らぎがなかったように思えます。

 

出勤すれば結局病棟で怒鳴られる日々…、自分でなくても別の誰かが怒鳴られて「明日は我が身だ…」と震えていました。

 

看護師2年目も終わりに近づき、かなり精神的にも参っていました。その医師の担当患者を受け持つことになりましたが、はっきり言って一緒に仕事ができるような状態ではありませんでした。

 

そのような状態から退職を考えていましたが、医師に関すること以外は労働条件がほとんど良かったこと、憧れの都会暮らしが手放せなかったこと、まだ新卒から2年で辞めるには早すぎると思ったこと、同じ配属の同期がやめていなかったこともあり、なかなかやめられずにいました。

 

そのうち毎晩悪夢にうなされ、手のしびれやふるえ、吐き気や頭痛・めまいに襲われ、落ち込んでいる日々が続き心療内科へ受診、うつと診断され休職に至りました。

 

退職することを決意

 

復職・異動も考えましたが、パワーハラスメントをする医師を病院側がやめさせられないこと、他病棟に移っても時間外勤務が多く大好きな趣味に時間がかけられないことを思うと決断することはできませんでした。

 

もともと趣味が何よりも大事で、看護師になったのも趣味にお金をかけるためでした。

 

今の病院に戻っても医師に怒鳴られるか、趣味ができない日々を送り続けるかの二択しかないと整理がついた時、親の勧めもあって退職しました。

 

退職後にしたこと

 

退職後まもなくは、今までできなかった趣味や旅行を楽しんでいました。

 

「貯金を使い切ったら死んでもいいや」と思うくらい、先の事は考えずに遊んでいました。うつのせいもあって、「新卒まもなくでやめた自分はどこに行っても働けない」という思いもあり、生きる事に望みはありませんでした。

 

しかし3ヵ月近く遊んでいるとふと時間が空いた時に「遊ぶためのお金をもらうために、自宅でできる仕事はないだろうか」と思うようになり、在宅ワークを始めるようになりました。

 

生活ができるほどの収入はありませんでしたが、生活費は貯金でまかない、在宅ワークで得た収入を趣味に費やすことで十分でした。

 

今では在宅ワークを続けながら、アルバイトをしようと求人票を見ている日々です。

 

気が付けばまた働こうと思うようになりました。病棟看護師としての就職はしばらく考えていませんが、「どこに行っても仕事ができない」という思いは、パワーハラスメントをしていた医師が嘆願書を提出されクビなったという話を聞き、すっきりと消え去りました。

 

医師がクビになったことを聞いた時は退職したのを少し後悔しましたが、それでも今の生活に不満はありません。

 

むしろ今まで経験したことのない仕事をしてみたいという思いが強く、求人票を見ては迷っています。労働条件を選んでしまえば確かにいい収入は手に入るかもしれませんが、それと同時に身体的・精神的にも辛くなる部分が出てきてしまいます。

 

そんな状況が辛く、退職を考えるようになったのであれば、やめてみて少し休息期間を設けてみたり、アルバイトなどの短時間労働をやったりする方が仕事を無理やり続けて病んでしまうよりか、よほど良いと思いました。

 

新卒だから逆にいろいろなことに挑戦できるのだと前向きにとらえています。



スポンサードリンク

 

関連ページ

看護師として働くも職場環境が合わずに退職
看護師として働くも職場環境が合わずに退職
早く行動していれば!ずっと会社を辞めようか残ろうか悩んでいたのがばからしかった話
早く行動していれば!ずっと会社を辞めようか残ろうか悩んでいたのがばからしかった話
医療機器メーカーの初の女性営業職として入社も上手くいかずに退職
医療機器メーカーの初の女性営業職として入社も上手くいかずに退職
新卒3年目で転職した理由と転職活動の流れ
新卒3年目で転職した理由と転職活動の流れ
【動物看護師を辞めたいあなたへ】私が動物病院を辞めて転職した理由
【動物看護師を辞めたいあなたへ】私が動物病院を辞めて転職した理由
転職は周りからの意見・アドバイスや決断するタイミングも重要
転職は周りからの意見・アドバイスや決断するタイミングも重要
新卒3年目で看護師を退職した体験談
新卒3年目で看護師を退職した体験談
このままこの仕事を続けていいのか悩んだ末退職
このままこの仕事を続けていいのか悩んだ末退職
体調を崩して数カ月で退職した体験談
体調を崩して数カ月で退職した体験談
入社前の条件がどんどん改悪されて退職
入社前の条件がどんどん改悪されて退職
あきらめずにチャレンジすることも大切
あきらめずにチャレンジすることも大切
外資系製薬会社のMRとして就職したのちIT企業へ転職
外資系製薬会社のMRとして就職したのちIT企業へ転職
自律神経失調症になったことなどを受け新卒3年以内に退社
自律神経失調症になったことなどを受け新卒3年以内に退社
中規模病院に看護師として勤めていた女性の短期離職での転職体験談
中規模病院に看護師として勤めていた女性の短期離職での転職体験談
逃げの転職はしないほうがいいと思いますよ
逃げの転職はしないほうがいいと思いますよ
とりあえず3年と思ったけど耐えられずに退職した体験談
とりあえず3年と思ったけど耐えられずに退職した体験談
人間関係で退職した看護師の体験談
人間関係で退職した看護師の体験談
介護職を辞め病院の事務職に転職した女性の転職体験談
介護職を辞め病院の事務職に転職した女性の転職体験談
人間関係の悪さなどがって退職したけど正解だった話
人間関係の悪さなどがって退職したけど正解だった話
思っていた以上に職場の待遇が悪くて転職した話
思っていた以上に職場の待遇が悪くて転職した話
新卒入社後3カ月で退職した経緯と退職してからの話
新卒入社後3カ月で退職した経緯と退職してからの話