残業続きの幼稚園の先生を辞めて転職した体験談

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残業続きの幼稚園の先生を辞めて転職した体験談

 

私は約4年前の春幼稚園の先生として入社しました。

 

子どもの面倒を見ることが好きでまた子どもの成長に関わりたい気持ちがあったので、女子短大に通い資格を取得しました。

 

⇒ 教師・教員の退職・転職体験談【まとめ】

 

入社してからのこと

 

私の入った幼稚園は一クラス25人程度で各学年が2クラスの中規模の幼稚園でした。入社してすぐに年少のクラスの担任になりました。

 

入社したての頃は目標を持って前向きな気持ちで新たに始まる生活に期待と不安を持ちながら仕事に励んでいました。

 

入社してすぐの段階でまずつまづいた事は日々の日案。その園では入社して1年間は日案を毎日書き続ける決まりがありました。

 

最初はB4サイズの紙を4枚程度の日案を手書きで書いていました。それを書き終えるまでに3時間を毎日費やしました。その3時間は家に帰ってからの残業仕事のようなものでした。

 

就業時間内は自分のクラス運営の保育準備をし、それが終わったら他クラスの先生の手伝いをしていました。また、新人の先生だったため幼稚園の掃除や行事の下準備はすべてしなければなりません。

 

園の雰囲気では一年目の先生がなんでも雑用をこなさなければならない感じで、他の先生は全く手伝うことはありませんでした。

 

就業時間内に日々の日案を書こうとすると「今はそれを書く時間じゃない」と言われ、他の先生が事務処理をしている間、私は自分のクラスの準備や書類を後回しにさせられ、他のクラスの翌日の保育準備をしなければいけませんでした。

 

家に帰ってからの業務が段々増えていき、睡眠時間も減っていき、徐々に精神的につらくなってきていました。

 

毎日の日案は主任の先生に見てもらうのですが、ほぼ毎日のように小言を言われていました。「枚数が少ない」と言うのです。

 

私は過去の日案の内容や枚数を参考に書いていたので、少ないと言われた時すこし驚いてしまいました。次は言われまいと色々自分で考えて書いた日案は6枚でした。

 

それでも「もっと書くことあるでしょう?少ない」と言うのです。それを言われ続けて、最終的には毎日12枚、行事の時は最高で24枚書くことになりました。

 

そのため、生活が不規則になっていきました。深夜の3時前後まで自宅残業をし、朝の7時半には出勤です。

 

毎日の日案、週に一回の週案、月に一回の月案とクラスだよりが重なった日にはほぼ睡眠なしで次の保育に挑まなければなりませんでした。

 

上司に相談はしてみたけれど

 

休みの日はリフレッシュする時間もなく、溜まった仕事を片付けることに時間を費やしていました。入社して半年たった頃、さすがに体も精神も厳しくなり園長先生に相談してみました。

 

話は聞いてくれましたが、「一年目はどこの園も新人の先生はそんなもの」と言われ、何の対処もありませんでした。

 

他の先生も私を都合のいい雑用係にくらいしか思っていなかったので、相談しようとも思いませんでした。

 

入社後半年のころは3年は頑張って努めようと考えていましたが、1年目の冬には3月いっぱいで辞める決意を固めていました。

 

その旨を園長先生に話したところ、「もう次の年度の担任が決まっていて、今から新入社員の募集をかけるのは園経営が成り立たない。もう1年だけでも頑張ってくれ」と言われました。

 

次の年度は年中クラスの担任で、今持っている年少クラスの引き続きとのことでした。自分のクラスの子どもたちの顔が浮かんで涙が出てきました。

 

結局私は1年と半年を勤め、退職することになりました。退職理由は体を壊したため。子どもが大好きだけでは勤まらない現場を痛感しました。

 

女性だけの現場のため、珍しいことではないのかもしれませんが、あまりにも耐えられませんでした。1年半に渡る生活習慣の乱れで鬱になってしまいました。

 

退職してから

 

辞めてすぐの頃は何もかもが嫌で嫌で仕方がなく、人と関わることも困難になってしまっていました。

 

しかし、幼稚園を離れた事で心も体も休まり、徐々に本来の自分を取り戻すことができました。穏やかな心を取り戻すまでに3か月休息時間が自分には必要でした。

 

自分が鬱になったことで、同じように職場で苦しんでいる人や精神的にまいっている人の手助けをしたいと思いました。

 

もともと心理学は好きで、心理学書は好んで何冊も読んでいました。

 

そのため、ハローワークに通いつつ福祉の勉強を進め、精神障がいや知的障がいの方が社会で自分らしく生きていくように職業指導を行う現場に再就職を行いました。

 

今の職場では人間関係も良く、会社のために自分がいかに頑張れるかを考えながら仕事を進めることができています。

 

もちろん仕事は楽しいだけではなく思い悩むこともたくさんありますが、今は自分が生き生きとしていることが実感出来ます。

 

また、今の職場では残業がないため、夜の時間を自由に使うことが出来ます。おかげで趣味も充実し、休みにはどこかへ出かけることも可能になりました。

 

残業がない分、障がいについての自主勉強もする事が出来、勉強した知識を職場で発揮することもできます。今はとても充実しています。転職して本当によかったと思っています。



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