私立高校の教師・教員から異業種に転職した体験談

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私立高校の教師・教員から異業種に転職した体験談

教員を辞める際、インターネット上でたくさんの元教員の方々の意見を参考にさせて頂きました。

 

今回は、私自身の体験をお伝えします。退職当時は、25歳でした。(女)

 

私立高校教師→転職後は医薬品業界・事務職

 

勤務校は生徒数が減少する一方で教員数も減っており、校務分掌の負担が大きかったです。

 

離職率も高く、毎年4〜5人採用され、4年以内に1人だけ残る状態が続いていたようです。

 

また、スポーツで有名な学校であり、体育会系の雰囲気にも耐えられませんでした。

 

経営の厳しさから生徒募集の活動も比較的多く、職員会議の度に部活動の時間を確保したい教師側と進学実績を伸ばす為に具体策を模索する教師側とで意見がまとまりませんでした。

 

私は1年目で退職を決めており、担任を経験していません。教師の仕事の醍醐味を知らずに辞めてしまった者の視点でお話しします。

 

授業は3学年担当しましたが、特に副担任をしていた学年の授業は学級崩壊の状態でした。

 

元々偏差値が低く、生徒たちは入学時点で学業に対して低い自尊心を持っていましたが、前年の担任から学年全体が学校史上最悪の学力と言われ卑屈になっていたようで、小学生のような授業態度でした。

 

私自身のリーダーシップ、授業運営能力の問題であり、そのようなことは関係ない、言い訳でしかないと思われるでしょう。

 

実力のある教師にとっては、教師冥利につきる学年だったのかもしれませんが、未熟な私は心身共に疲弊し転職を決めました。

 

今の仕事を決めた主な理由は、以下の3点です。

 

@人と接する時間が少なく、A専門性を深めていける要素があり、B週2日の連休がもらえること。

 

自分が高校時代に通っていた塾の事務職の内定ももらいましたが、事務職であっても改めて高校生と接する勇気がなく、塾の仕事は選びませんでした。

 

特に教員の仕事と相反するのは、@とBですが、転職後もこの2点は自分にとって重要だったと感じています。

 

転職活動中、最も苦労したのは教師を辞めた理由を聞かれたときです。公立校でなく、私立の高校であっても企業から見れば「民間の厳しさを知らない人」という風に見られがちです。

 

休日出勤率と残業時間を話すと対応は変わりましたが。

 

実際に内定をもらえた2社は、偶然、面接を担当された方や社長が勤務校について知っていたので、退職理由については深く追及されませんでした。

 

転職してよかったことは数え切れません。教師だった祖父母に憧れて教員になりましたが、今思うと日々苦しくてたまらず、転職後は別世界に来たように感じます。

 

夜寝付きやすくなり、朝は起きやすくなりました。やりがいは教員の方に軍配が上がるでしょうが、週2日連続で休めることが何よりの救いです。

 

いかによい授業をするか、いかに公平な教師になるかという以前に、身体がもたなかったので・・・。

 

転職後の仕事内容は面接時の内容とは少し違いますが、自分が心から学びたいと思える分野の情報に日々接することができるという点で充実しています。

 

また、事務処理能力を充分につけてから教員になっていたならどんなに違ったかと思い、そういった実践的な教員の仕事力についての研修が行われなくとも、何が必要か何を準備しておくべきかを勤務開始前に綿密に確認しておけると大きく違ったと思います。

 

できればベテランの先生でなく、1、2年上の先輩に相談する時間を持つべきでした。

 

ベテランの先生はもう覚えていない、ちょっとした学校の独自性が引き金になることは多いと思うのです。教員時代を反省することは多いです。でも、後悔はありません。

 

転職を検討されている方へ

 

校種問わず、教員は過酷な仕事だと思います。

 

25〜30歳までの離職率は特に高いようなので、読んでくださっている方はこの年齢層の方が多いでしょうか。

 

@ 圧倒的に体力に自信がある

 

A 人と接することが苦ではない

 

この二点は、総合的な能力が必要な教員が最低でも持っておくべき能力でしょう。同じ高校教諭でも偏差値の高い学校に勤めていれば加えて受験指導の準備も厳しいと思います。

 

逆に進学実績があれば、生徒募集の営業活動に時間を奪われ、実際に在学する生徒対応の時間を削られる苦悩は少ないかもしれません。

 

子供は好きですか。保護者対応が辛いですか。同僚、先輩の先生方との付き合い方が難しいですか。少なくとも週に1日は休みが欲しいと身体が訴えますか。

 

もう一人辞めた同期は、教員以外の職種での転職活動を行いましたが、最終的に別の高校に転職しました。

 

転職活動中、普段は気づかなかった教員の仕事の良さに気づかされたそうです。辞めて後悔する可能性があると感じられるのであれば、もう少し続けた方が未来の自分は納得できるかもしれません。

 

それでも、私のように後悔することはないと自信があれば、別職種でも別の勤務校でも転職した方が良い結果が得られると思います。

 

同じ生徒と接する仕事でも学校により全然違いますし、塾で生徒に教えるという選択肢だけでなく、別の環境で子供と接する仕事など、想定外の職種が世の中には多数存在するからです。


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