図書館司書の仕事は辛い?図書館司書として働くも2年弱で退職

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図書館司書の仕事は辛い?図書館司書として働くも2年弱で退職

 

『基本データ』

 

性別:女性

 

いつぐらいに入社したのか(西暦)+在職期間:2004年春に入社し、在職期間は2年弱

 

業種・職種:大学の図書館職員

 

現在、33歳の女性です。私は、大学を卒業した2004年春に、大学の図書館職員として就職をしましたが、2年弱で退職をしてしまいました。

 

図書館司書になった経緯

 

私は、大学時代から「図書館司書になりたい」という目標を持っていました。

 

そのため、司書資格も取得したし、少しでも経験を積みたいと思い、図書館でアルバイトもしていたんです。

 

そうした努力が実ったのか、地元の規模の大きい大学の採用試験に合格し、図書館司書として働くことができるようになりました。

 

図書館司書として働き始めたものの・・・

 

私が配属されたのは、大学付属の研究所内の図書室。

 

そこは、図書館本館の分館扱いの場所で、スタッフ2名のみで運営されている小規模な場所でした。

 

しかしながら、研究所の先生方や大学院生が頻繁に利用するその図書室での仕事は多忙を極めるものだったんです。

 

私は簡単な研修を受けたのみで、そのまま前任者の後任として配属されたのですが、前任者は既に辞めてしまっていたため、引き継ぎも特になく、分からないことをその都度聞きながら手探りで仕事をしなければいけませんでした。

 

スタッフが2名しかいないため、新人の私も1人でかなり責任の重い仕事をしなければいけないのがつらかったです・・・

 

本や雑誌の契約に関すること、他大学との連携、分からないことだらけな上に1人でそのすべてを担わなければならないプレッシャーに押しつぶされそうでした。

 

その一方で、私と同時期に就職し、図書館の本館に配属されていた同期に話を聞くと、誰も私ほど責任の重い仕事をさせられている人はいなかったんです。

 

人間関係につかれる

 

もう1人のスタッフは私の上司でもありましたが、彼女も抱えている仕事が多く、いつもピリピリとした雰囲気を醸し出していました。

 

分からないことを聞いても教えてもらえないこともあったし、時には八つ当たりされたりすることも・・・

 

ろくに仕事内容も教えてもらえないまま手探りで仕事をしなければならない上に、たった1人の上司であり同僚が、いつもストレスフルな空気を醸し出していたり時には理不尽な理由で叱られたりもするようになったので、私はだんだん出勤するのが辛くなってきました。

 

とはいえ、自分の目標であった司書の仕事に就けたのだからと己を奮い立たせて毎日頑張っていたのですが、そんな毎日を送っているうちに私の心と身体はしだいに変調をきたすようになっていったんです。

 

⇒ 人間関係が嫌で仕事・会社を辞めるのはあり?それともなし?

 

体の異常

 

まず、夜眠ることができなくなってしまいました。日中の辛かったこと、嫌だったことがいつまでも頭から離れず、布団に入ったまま何時間も考え続けてしまうようになりました。

 

しだいに食欲も落ちてきて、朝出勤しようとするとお腹が痛くなるようになってしまったんですよ。

 

でも、こんなことくらいで音を上げるのは社会人としてみっともないことだと思い、眠れないままの日もあったけれど、辛い身体、ボロボロの気持ちを引きずって毎日出勤していました。

 

しかしながらそうした無理は続かず、勤め始めて2年弱ほど経ったある日、私の身体は限界を迎えてしまったんです。

 

上司に冷たい言葉を浴びせられたときのことでした。突然、手がブルブル震えて止まらなくなってしまったのです。

 

自分の意志と無関係に震え続けている手を見て「私は大変なことになってしまっているのかもしれない」と感じました。

 

その頃は、時々「死んでしまいたい」「消えてなくなってしまいたい」ということが心をよぎることもあったり、涙が止まらなくなるようなことも起きていたため、このままだと自分が壊れてしまうと思い、思い切って心療内科を受診。

 

そこで「うつ病」と診断され、治療を受けることになりました。そして当分の間、休職することを勧められることに。

 

退職を決意

 

その診断結果を上司に伝えたところ開口一番「甘えている」と言われてしまいました。

 

その言葉を聞いた瞬間、私は、退職を決意。

 

うつがたとえ良くなったとしても、ここの職場に戻ることはできないと悟りました。そして私はその翌日、退職願を出したんです。

 

退職するまでの間のことはおぼろげな記憶しかないのですが、頑張って引き継ぎ書類を作成し、書類が完成した後は2年弱の間、1日も使っていなかった有給を消化しました。

 

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退職した後

 

退職後は、うつの治療に専念。

 

思い切って退職したことが良かったのか、退職後はメキメキと回復をし、1年も経たないうちに薬が不要になりました。

 

そして、その後は結婚・妊娠するまで地元の図書館でアルバイトです。

 

正職員ではないものの、地元の図書館のアルバイトはとても楽しく充実したものでした。

 

書棚の整理をしたりカウンターで貸し出し手続きをしたり、利用者さんの対応をしたりという仕事を通じて、私が「司書になりたい」と思った時の気持ちを取り戻すことができました。

 

現在の私は、子育て中の専業主婦です。

 

まだ子どもが小さいため仕事をすることはできていませんが、子育てが一段落したらできれば司書として、もしくはアルバイトやボランティアスタッフとして図書館に関わっていきたいと思っています。

 

今、このように心身ともに健康を取り戻せて幸せに暮らしているのは、あのとき思い切って「退職する」という決断をしたからだと思います。

 

もし、あのままずるずると仕事を続けていたら、どうなってしまったのだろうと思うと恐ろしい思いがします。

 

きっと、もっとボロボロになっていた上に結婚も出産もできず、心身ともに蝕まれていたかもしれません。

 

退職を決断したからこそ、いまの幸せがあるのだと心から思っています。



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