上司からの理不尽な対応を受けて退職した女性の体験談

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上司からの理不尽な対応を受けて退職した女性の体験談

 

性別:女性

 

入社:1998年4月、在職期間:約5ヶ月間

 

業種:洋菓子製造業、職種:販売業務

 

短大を卒業してすぐ、ある洋菓子メーカーに正社員として就職しました。私が配属されたのは、デパートの地下にある店舗での販売業務でした。

 

女性店長と、正社員の女性が私を含め2名、パートの女性が1名の、計4名体制の店舗でした。

 

入社後に頭を悩まされたこと

 

店長と先輩たちは初日だけは私にとても親切でしたが、翌日から激変し厳しい態度で私に接するようになりました。私の初日の仕事ぶりがあまりに悪く、嫌われてしまったのかと思い悩んでいました。

 

勤務開始の翌日からは毎日店舗の前に立って、大声で1日中お客さんの呼び込みをするように言われました。

 

入社前にも何度か訪れたことのある洋菓子店でしたが、とても上品な雰囲気のお店なので、大声で呼び込みをするイメージはまったくありませんでした。

 

しかも、私は子どものころから大きな声を出すのが苦手で、なかなか声が出ないためいつも注意されていました。

 

入社して2週間ほど経つと、同じフロアに入っている他の店舗の従業員の人たちとも世間話をするようになりました。

 

ある日その人達から、私の店長や先輩たちは新しい人が入ってくるたびに普段はやらない呼び込みをさせたり、無視や叱責などの職場いじめのようなことをしており、数ヶ月もしないうちにみんな次々に辞めていくと聞かされました。

 

昨年1年間だけでアルバイトも含め5人も辞めたというのです。しかし、福利厚生が充実していた会社だったので、少しくらい辛い目に遭ったとしても簡単には辞めたくありませんでした。

 

⇒ 人間関係が嫌で仕事・会社を辞めるのはあり?それともなし?

 

退職を考えるようになったきっかけ

 

入社して3ヶ月ほど経ったとき、母の卵巣に腫瘍が見つかり手術をすることになりました。とても心配だったので、手術日には絶対に実家に帰って母に付き添いたいと思っていました。

 

しかし、当時は実家から車で2時間半ほど離れた場所で1人暮らしをしており、手術に付き添うためには仕事を休まなければなりませんでした。

 

母から連絡を受けてから手術日までは1週間ほどしかなかったため、すぐに店長にその日に休みを取らせて欲しいと伝えました。

 

すると店長は「急に言われても無理!休みは1ヶ月前に申請するように言ったでしょ!」と、許可を出してくれないのです。

 

何度もお願いしましたが、「ダメ!休ませないよ!」の一点張りでした。そのすぐ後に先輩から、「Yさん(私)が、見え透いた嘘をついて仕事を休もうとしてるって店長が怒ってたよ。」と言われ、まるで濡れ衣を着せられたようで唖然としました。

 

父にも何とか休みが取れないのかと言われましたが、店長の許可がないので休むわけにもいきません。突然休もうかとも思いましたが、その勇気はありませんでした。結局、母に会えたのは手術が終わって3日後でした。

 

その後、どう考えても店長の対応が理不尽だと思った私は、本社の人事担当者に直接連絡を取り相談しました。しかしその担当者は完全に店長の肩を持ち、急に休みが欲しいと言った私に責任があると言うのです。

 

家族の手術日にも休みが取れない職場で働き続けることは、私にはどうしても受け入れ難く、退職するしかないと決意しました。

 

退職希望日の1ヶ月前までには退職の意思を伝える規約になっていたので、8月上旬に「9月末で退職させて欲しい」と伝えたところ、店長から「あんたみたいに常識のない人は、8月末で辞めてくれていいから!」と言われました。

 

私が人事担当者と話をしたことが店長の耳に入り、それが気に入らなかったようです。

 

退職を決めてから

 

退職を決意してからハローワークを何度か訪れましたが、当時は就職氷河期で、小さな会社の事務職に100名近くの応募があったりと、面接までこぎつけることすら困難でした。結局、退職日までに新しい仕事は見つかりませんでした。

 

退職してからもなかなか仕事を見つけることができず、しばらくの間は親戚が経営していた設計事務所でアルバイトをさせてもらっていました。

 

その間にパソコンの資格を取り、いくつかの派遣会社に登録しました。

 

その中でも、テンプスタッフから紹介される仕事は私の希望に近く、スタッフも人柄の良い人ばかりでいつも親身になって相談に乗ってくれていたので、その後数年間はテンプスタッフからの紹介を中心に、事務や入力の仕事を続けていました。

 

しかし、30歳になった頃から酷い体調不良に悩まされるようになりました。

 

現在どのように過ごしているのか

 

診察の結果、若年性更年期障害と診断されたため、現在は実家に戻り、無理のない範囲で短期の派遣やアルバイトをしながら、母と一緒に手作りの雑貨類をフリーマーケットなどで販売しています。

 

収入は激減しましたが、実家住まいのため何とか生活できています。

 

若い頃のように好きな洋服を買ったり、頻繁に美容室やエステに通うことはできなくなりましたが、自分の好きなことに多くの時間を費やすことができるので、それなりに楽しい毎日を送っています。

 

短大を卒業した頃の私は、自分が本当はどんな仕事をしたいのか、自分に何が向いているのか、真剣に考えていませんでした。

 

洋菓子店に入社した理由も、とりあえずどこかに就職して、生活していければそれで良いと思っていたからなのです。

 

そのようないい加減な気持ちで就職したことが、当時の私が悩んでいた問題の原因でもあり、全ての間違いの始まりだったのかもしれません。

 

自分がどのように生きていきたいのか、将来どんな自分になりたいのか、若い頃から真剣に向き合い模索することがどれだけ重要かを、痛感させられた経験でした。



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