自分のやりたいことを優先させて短期離職した女性の体験談

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自分のやりたいことを優先させて短期離職した女性の体験談

 

2000年4月に通信会社へ入社、2001年12月に退職しました。女性です。

 

最初の就職の話

 

当時は就職氷河期と言われていた時代で、面接にこぎつけるのもなかなか難しいという状況でした。

 

私は学生時代から海外や英語に興味があり、就職も何かしら海外と接点のある職をと思っていました。

 

海外とのやりとりがある商社や、直接海外の方と触れ合えるホテルなど様々な企業を受けました。

 

最終的に入社が決まった通信会社も、かなりの大手で(自分で言うのもなんですが…)国際電話や当時一般にも普及し始めた携帯電話事業で海外とつながれる理想的な社でした。

 

就職難の時代にあっさり決まったのはかなりラッキーだったと思います。

 

入社してからは携帯部門の商品開発部に配属されました。実際に商品の開発に携わるというよりは、部長の秘書業務やグループの庶務業務などが主な仕事でした。

 

商品企画会議などには参加することができ、新人とはいえ意見を求められたり、自分の考えを提案できる場も与えられました。

 

しかしもともと通信自体に強かったわけではないので、通信の仕組みなど勉強しなければならないことがたくさんで本当に苦労しました。

 

しかも目に見える物ではないので特に難しく、自分の知識のなさに落ち込むこともたびたびありました。勉強してもどんどん新しいことが出てくるスピード感のある業界です。

 

ふと「向いてないのかな」と思うこともありました。

 

⇒ 今の仕事が自分に向いているのか・向いていないのか悩んでいる新卒のあなたへ

 

商品企画部という部署だからか比較的若い社員が多く、公私にわたり仲良くして頂きました。

 

部長が厳しい、先輩秘書の方が怖い(笑)、など多少のことはありましたが、人間関係のややこしいもつれなどは一切ありませんでした。

 

退職を考えるようになった理由

 

初めの頃は会社のことで頭がいっぱいで、海外のことや英語を勉強したいという思いはほとんど消えかけていたのですが、仕事にも慣れ余裕が出てくるとやはり「海外行きたいな」「英語を本格的に勉強したいな」という気持ちが強くなってきました。そんな時にふと「留学しよう!」と思ったのです。

 

学生時代は夏休みなどの長期休暇を使って1ヶ月程度の短期留学に何度か行っていました。でもやはり1ヶ月程度では生活や英語に慣れてきた頃に帰国となってしまい、もう少し長くいれたら…と感じることが多かったのです。

 

それからはどの国へ行くか、費用はどのくらいかかるのかなど毎日大量にリサーチをしました。

 

幸いそれなりのお給料をもらっていて実家暮らしだったこともあり、資金の面でもどうにかなりそうだったので「あと○○万円貯金ができたら退職しよう」という目標を決めました。

 

退職することに

 

2001年9月にはアメリカの同時多発テロが起こり、留学そのものの計画を見直さなければならない事態も起こりましたが、なんとか見通しが経ちました

 

まずは上司にお時間をいただき、退職をしたいことと、自分の留学にかける思いなどを伝えました。会社の方に迷惑をかけてはいけないので、同期や仲の良い先輩にも留学のことは話しませんでした。

 

上司はびっくりしていましたが、快諾して応援してくださり、その後辞める時期やみんなに報告する時期などを決めました。

 

せっかく受かった大手の会社をあっさり辞めてしまうことに未練や抵抗がまったくなかったかとウソになります。

 

家族や周りの友達にも「何も辞めなくても」「もったいないんじゃない?」ということを言われました。でもやはりやりたいことはやっておかないと一生後悔すると思い、決断しました。

 

2001年12月に会社を辞め、2002年2月から1年間カナダへ留学をしました。語学学校やビジネス英語の学校に通い、本当に充実した1年を過ごしました。

 

あの1年間は私の人生でもっとも楽しく輝いていた1年だと思います。

 

帰国してからの就職活動

 

帰国後すぐに就職活動を再開したのですが、景気が戻っていたわけでもなく、相変わらず就職難は続いていました。

 

いくつか面接を受けたものの、やはり最初の会社を2年未満で辞めてしまったことがネックになっていたのか、採用されることはありませんでした。実際「なんでこんなに早く辞めちゃったの?」というような質問を受けたこともありました。

 

そこでとりあえず派遣会社(アデコ)に登録し、派遣社員として外資系保険会社で働くことになりました。

 

派遣社員はやはり正社員と比べると差があるイメージがあり、最初は躊躇していましたが、実際働き出してみるとそんなことはありませんでした。

 

会社によって派遣社員の扱いは異なると思いますが、私は翻訳など毎日英語を使う環境で仕事ができ、仕事内容としては最初の通信会社より自分に合っていたと思います。

 

結論から言うと、短期間で退職したことに後悔はしていません。あのまま「留学したいな」という思いを押さえつけたまま毎日を過ごしていても、仕事で成功したとは思えません。

 

やはり人生は一度きり。やりたいことはやるのが一番だと思います。しかしすべて自分で責任を負うことになります。その覚悟を持ちさえすれば、大抵のことは乗り切れると思います。



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