妊娠で退職しなくてはいけなくなった話

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妊娠で退職しなくてはいけなくなった話

 

私は2012年に、5年間の契約社員として会社に入社しました。

 

当時22歳の4大卒の女です。

 

入社後2年1ヶ月に自己都合でその会社を退職しました。

 

その会社は、公共システムの営業販売を主に行っている会社で、会社全体で1,700人ほどの従業員を持つ、業界では知名度の高い会社でした。

 

私は、その会社の地方の営業支店で、顧客サポート業務を担当する仕事に就いていました。

 

当時、支店には7名の営業マンと、私を含め6名の女性の顧客サポート担当と、1名の女性事務員が在籍していました。

 

主な仕事内容としては、戸籍の電算化作業に伴う戸籍調査業務です。

 

入社後に悩んだこと

 

わかりやすく言うと、戸籍を電子化する際に見つかった誤記載のある戸籍の正しい記載を調査する仕事です。

 

本来、自治体が行う業務ですが、電算化作業時にはたくさんの誤記載された戸籍が見つかるので、業者がその調査業務を代行して行っています。

 

几帳面な性格なので、コツコツと作業を進める仕事内容は向いていて、仕事自体が苦痛に感じることはありませんでした。

 

重要な書類を扱う仕事なので、常に緊張感を持って作業をしなければならない、やりがいのある仕事でした。

 

ただ、新卒での入社が私だけだったのと、他のメンバーと比べ年齢が若かったため、上司や同僚との関係があまりうまくいきませんでした。

 

具体的には、他のメンバーが1人で複数の担当顧客を持っていたにもかかわらず、私はそのような顧客との打合せや、電話応対などの窓口的な業務は担当させてもらえず、内部的な書類作成や雑用をメインとして働いていました。

 

当時の私は新卒で、社会人経験もないので、まだまだ能力的に不十分で雑用しかやらせられないと判断されていたのかもしれません。

 

顧客との接し方を学ぶため、先輩の打合せの練習を見せてもらったり、電話対応時に横で内容を聞かせてもらったりと、自ら積極的に学ぼうとはしていました。

 

それでも、その会社は、上司が自分の考えや好みで担当を割り当てていき、それが絶対という雰囲気だったので、同期が担当の顧客を持っても、1人ずっと雑用をこなす日々でした。

 

私以外のメンバーが全員打合せのため、出張していても、1人会社に残りもくもくと頼まれていた雑用や掃除等をこなしていました。

 

もちろん、書類作成の正確性や雑用等をこなす気配りなどを認めてもらえていたために、そのような仕事内容だったのだとも思いますが、「早く自分の顧客を持ち、最初から最後までの一連の作業をこなせるようになりたい。」と思いながら働いていたので、いつまでもステップアップできない状況に不満や憤りはありました。

 

退職を考えるようになったきっかけ

 

そんな状況が続くなかで、私が退職を考えるようになったのは、結婚、妊娠がきっかけです。

 

入社2年目入った頃に結婚しましたが、結婚後も仕事は続けるつもりでいました。

 

結婚して2ヶ月ほどたった頃に、妊娠が判明し、重い荷物を運ぶ仕事なんかもあったため、安定期に入る前の早めの段階で上司に報告しました。

 

妊娠を報告したところ・・・

 

妊娠を伝えたところ、「いつまで働くの?」と聞かれ、妊娠したら退職するのが当然な様子でしたし、正社員でなかったため、過去に妊娠した先輩で産休や育休をとったケースもありませんでした。

 

その後、同僚の前で妊娠を発表する機会がありましたが、その際もおめでたい雰囲気はなく、話している間ずっと顔を上げず、目も合わせてくれない先輩もいました。

 

同僚たちの中で、自分が1番年下でしたが、先輩で結婚している人もいなかったので、とても気まずかったです。

 

また、会社は当時繁忙期だったので、忙しい時期に妊娠したことで、自分自身も申し訳ない気持ちになっていました。

 

この忙しい時期だからこそ、出来る範囲で出来るだけ仕事をこなしたいと思っていたので、妊娠8ヶ月くらいまでは働きたいと考えていましたが、妊娠を報告してから、急に仕事内容を変更されました。

 

もともとの仕事も一切やらせてもらえなくなり、事務の手伝いとして電話を受けることがメインとなりました。

 

体調を考慮してとの事でしたが、こちらに相談も一切なく、妊娠を報告した次の日から急に変えられました。

 

しかも直接言われたのではなく、上司からその旨のメールが届き、勝手に決定されていました。

 

私としてはその行為がマタハラのように感じてしまい、残念で仕方ありませんでした。その頃から会社に行くのが億劫になり、仕事が辛くなっていきました。

 

前の仕事内容に戻してもらえるよう、上司に相談したこともありますが、体調崩されても困るからという理由で希望は通りませんでした。

 

結果、会社に居づらい雰囲気になってしまい、妊娠5ヶ月の入社2年1ヶ月で退職することに決めましました。

 

契約社員だったので、後任への引き継ぎ等もなく、また、担当していた顧客もいなかったので、本当にあっさりと退職しました。

 

最終出勤日に私の送別会を開いていただきましたが、そのときには上司とは一言も会話することはありませんでした。

 

その上司は、今までに退職した人には、自ら花を買ってきて手渡していましたが、私のときは同期が買った花を受け取りました。なんだか複雑な気持ちのまま退職となりました。

 

退職した後

 

退職後は無事出産し、今は子育てに追われる日々を送っています。

 

妊娠期間中は悪阻や体調不良もなかったので、とても暇でした。今さら遅いですが、せっかく就職したのだから、もう少し働きたかったと言うのが本音です。

 

今はまだ子供が小さいので、再就職の予定は未定ですが、子育てが落ち着いたらまた働きたいと思っています。

 

子供がいると、なかなか雇ってもらえる会社も限られると思いますし、育児と仕事の両立は大変だとは思いますが、今度働く際は、長く働きたいと思っています。

 

そのためにも、今は育児の合間に資格取得に向けて勉強をしています。



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